アンの日記 IKIGAI la raison d’etre 生き甲斐 たまたまフランスで見た絵の中にこのワードがあって、なんか哲学的!とか思っちゃっただけです。

生きることはlost&foundの連続!? やった、人生折り返し点過ぎたし!今話題のアラ50クライシス!?なんてなんのその、のんびり生きてるシングル・時々リモート介護のわたくしの私的ダイアリー&奮闘記です。やっほ~~(^^)/

ミントの香りの夏とバイエルン国王のセリフはイタリア語(^_^)/

ルキノ・ヴィスコンティ監督の代表作映画、神々の黄昏を耽溺していたのは、そう、もう35年くらい前でしょうか。

田舎生まれ育ちで映画という当時メジャーなカルチャーに猛烈に飢えていた頃。20歳くらいだったかな。

上京してみて初めて名画座という場所でやっと見ることができた。

名画座とは、既に封切した映画を再上映する映画館で、これまた田舎には全くないものでした。

 

その後はVHSビデオ録画が盛んな時代が何年も続き、テレビ放映の録画を何度も見ていたものだ。

テレビ放映の録画といっても、3時間は裕にあった長尺映画だったと思う。

それがほんと、ほんとこんな35年くらい振り!?(感涙)(ノД`)・゜・。で、しかも手元で無料で見られるとはっ!

ほんとgyaoに感謝、感謝です。 ( ;∀;) こんな希少豪華映画を無料で公開してくださるなんて。

 

 

ちょうど見つけたのが、あと数時間で無料配信が終わりという時間が迫りくる時間帯でしたが、偶然の出逢いは驚きと共にやって来るのだ。(^_^)/

 

gyao.yahoo.co.jp

もう有料になっちゃいましたけどね。

 

 それはそれは久しぶりに見てみたら、

正直、あまり内容憶えてませんでした。。。。(*_*)

プラス35年くらいの人生経験積んでから見るとですね、完全版ほぼ4時間の長尺は、正直長過ぎに感じましたね。(''_'')

衣装・家具・調度品・音楽・俳優陣の豪華さや気合の入った演技、の素晴らしさは言うまでもないのですが、それでもちょっと長かったです。

実は、大切な最後の一時間は、寝落ちしてしまったのですから。

 

いやあ、でももったいない。

長いわあ、と言って済ませてしまうにはもったいない映画です。

この映画は老後の楽しみにとっておこう。老後の楽しみ、にするには更に勿体ないけど( ´Д`)

また長いお休みがあったら、その時こそ、ゆっくり見たいと思います。

 

主人公である芸術をこよなく愛する半ば引きこもりの悲劇の美王、ルードヴィヒ2世を演ずる、監督ヴィスコンティの愛人であったヘルムート・バーガーの端正な美しさや、暗殺されたオーストリア皇后エリザベートを演じた、実際に悲劇的な死に方をしたロミー・シュナイダーなど、見ていると、あ~~一時代はとっくに終わってしまっているのだな。。。と自分の年を取ったさ加減のような感慨も迫って来たのか、映画の見方が、ただ内容を追って見た、というより、映画界の年月の移り変わりと自分の人生の移り変わりを重ねて見てしまった気がしました。。。。(´-ω-`)

 

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 ヘルムート・バーガーとロミーのキスシーンっ!!!! (´艸`*)

 

 まだ自信を同性愛者という自覚のない頃のルードヴィヒは、年上の従姉であるオーストリア皇女のエリザベートに対して恋心を抱いていたのでした。

 

面白かったのドイツ統一前のバイエルンのガチな王室を描きながらも、始終、言語がイタリア語であったことwww

いや、ヴィスコンティがイタリア人だから、それは当然なのですけどね。(^-^;

やっぱ日本人にはフランス語よりイタリア語の方が、聞き取り易いですな (^_^)/

 

わたくし、この映画のおかげで、ルードヴィヒに憧れて

イギリスに滞在していた頃、ドイツにバックパック旅行した際には、当然の如くあの、ノイシュバンシュタイン城へは行きました!

 

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wikipediaより。

 

もう30年くらい前の話ですから、当時お城の見学は、それほど観光客もおらず、わりとまったりゆったりと回ることができたのですが、現在は、ツアー参加必須とか、混み具合もけっこうなものだそうだし、入場チケット代もお高いようです。

30年で、当然世相も変わりますね。

 

ドイツ在住、現在生後10か月の男の赤ちゃんを子育て奮闘中のあかねさんの記事を引用させていただきました。 (^_^)/

手書き風子育て4コマ漫画が挿入されていたり、ちょっと(かなり?)個性的なドイツの義家族さんや旦那さんの事が描かれていて、興味深いお話がいっぱいです。

www.akane1033.com

 あかねさんの記事によるとですね、

あのどんより、まったりしたわたしたち(同じ学校のケータリング専攻の女のコと二人で行ったので)のノイシュバンシュタイン城見学は、現在では、考えられないくらい観光システムが近代化され整っているようです。(''_'')

 

ルードヴィヒが生きていた頃は税の無駄遣いだのなんのと言われていたけれど、いまや世界中から観光客を呼べる遺産(城やバイロイト音楽祭、など)を残したのですから、年月が経ってみないと、何事もわからないものですね。と、言ってもいまやコロナ禍で観光業の大危機に陥っておりますが。。。(>_<)

 

ところでわたしが、”おっ!これはっ”と、思った場面が一つあって、ちょっと本筋とは関係ない場面なのですが、ルードヴィヒがあの偉大な作曲家ワーグナーの住まいを訪問する箇所があって、そうしたら、何やら犬の吠え声が聞こえてくるのです。

 

何故?(*_*)と思って見ていると、なんとワーグナーは白い巨大な犬を飼っているのです。何犬かはわからなかったのですが、ぱっと見グレートピレネーズみたいなやつ?

その巨大犬は、偉大なワーグナー(どうしようもないくず野郎ですが、もしワーグナーファンの方いたら、失礼をば)に、遊べ遊べと言っているようで、ご立派なお宅のご立派な絨毯の上で、おっさんのワーグナーが白い巨大犬とごろごろ戯れるシーンは、何だか、シュールって云うか、目を瞠るものがありました。 (;^ω^)

 

 

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ところでコロナ禍の中、みなさま、いかがお過ごしでしょうか (^_^)/

ちょっとある記事が気になったので、載せます。

 

www.msn.com

 

わが故郷の名産が密かに!?話題になっているようですよっ( *´艸`)

こんなコロナ禍の不景気を絵に描いたような時代でもビジネスの勝機って、おかしな所に転がっているのですね!!

でも生産が追い付かないようで、結局、どうなのかな。。。(^-^;

 

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フツウにマスクやハンカチに、直接肌にも一振り付けて、夏には常に常にヘビーユーザーなわたくしです。

みなさまも、よろしかったらお試しあれ!です。

(^_^)/