アンの日記 IKIGAI la raison d’etre 生き甲斐 たまたまフランスで見た絵の中にこのワードがあって、なんか哲学的!とか思っちゃっただけです。

生きることはlost&foundの連続!? やった、人生折り返し点過ぎたし!今話題のアラ50クライシス!?なんてなんのその、のんびり生きてるシングル・時々リモート介護のわたくしの私的ダイアリー&奮闘記です。やっほ~~(^^)/

no music no life (''_'')

実は昨日、たまたま用事があり、渋谷へ行って来ました。

渋谷なんてほんとうに、だいたい一年くらい前に、駅近辺だけうろついて、コロナに嫌悪を示して、さっさと帰って来てしまったのですが。。。。

本当に、ちゃんと渋谷へ行ったのは、どれくらいぶりだろうか!?

いやあ、いいな、東京って、って久々に思いました。

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駅からもう始まっている人々のエネルギーなのか喧噪なのか、とことん混沌がどこにも溢れていて、以前の自分は長年の東京暮らしからなのか、そういうもの一切に拒絶や嫌悪を感じていたのに、なんなんでしょう!?あの驚嘆とか戸惑いとか感動とか、様々な色を持つ感情が自分の中に一気に溢れて来て、結局、渋谷にいる間中ずっと、簡単に言うと感動してました。

 

いやあ、澁谷ってホントにすごいですね。

 

あんなすごいエネルギー値の高い土地に脚を運んだのは久しぶりな気がします。

なんか、大袈裟かな。。。(^-^; 

 

でもね、結局、行ったところは、タワーレコード、ただ一箇所です。

ほら、あの no music no life っていうワードを掲げているレコード店ですよ。

 

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あ、その前にスクランブル交差点を渡ったセンター街のさわりの部分だけ、味わってからタワーレコードへ入ったのだけれど。

お目当てのアルバムがあり、それだけ購入しようかな。。。とか考えていたのですが。

 


www.youtube.com

 あ、やはり、コピペ無理でした。公式サイトですからね。(^-^;  ここから飛ぶことは、出来るみたい。


藤井風さんの、”きらり”という曲です。

最初聴いた時に、なんだか自分が多感な中高生の時代に聞いたような昭和のシティポップかと思っちゃって、思わずググってしまい、この人の存在を知りました。

 

いやあ、現在進行形の事、ほとんど何も知らないアナクロ人間なもので。(^-^;

 

スタイルが好くてカッコイイ人だから、モデルさんとか役者さんとか思ったら、なんと!すごい、ピアノの元天才少年で、かなりのガチ勢。

あ、元天才少年っていうのは、今は少年ではない、という意味で。

すっかり、今では、聞きこんじゃってます!つまりファン。(^-^;

 

f:id:anneneville:20210926200550j:plainベストセラーになってますね。。。。知らなかった。 (''_'') 

 

 

でももう言っちゃいますが、タワーレコードさん、ごめんなさい。御社でCDを買いませんでした。

ほんとに御免なさい (>_<) 理由はただただ値段なのです。

いやあ、それが2、300円とかなら、なんとか買ったと思うのですよ、このケチなわたしでもせっかく店舗を訪れたのだから。でも密林ショップに比べると、ナント!500円も高いのです。

 

500円は大きいな。。。と、わたしは、さんざんタワーレコード見学をしておきながら、冷静に考えてしまいました。

レコード店という文化、失くしたくないと思いながら、この体たらくですからね。わたしってば。(>_<)

 

そんな情ないわたくしですが、御社の店舗へ赴き、久々に、本当に久々に、”いやあ、音楽って本当に良いですね!(^^)/” と、思わせていただきました。

大変に感謝しております。

 

CDプレイヤーも田舎に送ってしまい、狭くて小さなウサギ小屋みたいな所で長年くらしているせいで、音楽というものを体感する、という事がここ何年かの自分にはすっかり欠けていたのです。

ライブにも全然行ってなかったし。

 

音楽聞くとしても、音質の劣悪なスマホ、とかそんな感じで。その送ってしまったCDプレイヤーもそもそも劣悪な音質ですけど。。。。

 

緻密な音の良し悪しってのは鈍感なわたしにゃ、わかりませんが、お店でかかっていた音楽を、自分のからだ全体で聞く事が出来るっていうんですか!?

極小のスマホで、しかも隣人たちに気を遣って音量絞って聞いている、音楽ノヨウナモノとは全く違う、ちゃんとした音楽が聞けました。

 

たまたま訪れた6階フロアーが、まるでディスクユニオンみたいに、中古レコードフロアーになっていて、かかっていたのが、なんだか懐かしい、すごい昔に、ずっと若い頃に夢中になって聴いていたような、アコースティックなサイケ音楽。

 

お会計の場所にnow playing のレコードが立てかけてあったから、わざわざ見に行ったけど、正直、何のバンドだかわかりませんでした。

でも絶対あれは、イギリスの80年代くらいのバンドのアルバムだな。

しばらく懐かしさなのか、若い頃の自分への感傷なのか、後悔なのかよくわからない感動に浸って、フロアーに立って、からだ全体で聞いてました。

 

いまこの瞬間、この場所がクラブなら、良いのに!と思った。

 

大きなディスプレイ画面では、タワーレコード(合衆国本社)の創設から栄枯盛衰を物語るビデオが流れていた。番組として作られていたようで日本語字幕まで付いていたな。テレビ番組用に作られたのかな?

 

世界のミュージックシーンの変遷に思い馳せながら、これも熱心に視聴。

そんなわたしという客は、絶対に不審者 www

 

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おや?ジャケがジャン・ポール・ベルモンドなので、歌ってたのかな?と思ったけど、やっぱり彼の代表作の映画音楽のよう。この前亡くなりましたね。また好い人がいなくなりました。

 

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 セルジュ・ゲインズブールとべべことブリジット・バルドーがボニーアンドクライドに扮して曲を出したのかな?雰囲気は出ているな。

 

 

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あら?ブリュッセルだって。でもどう見ても輸入盤なんだけどな。

ドゥルッティ・コラムニューオーダー、トーマス・ドルビー、ア・サーテン・レイシオ 懐かしい名前がたくさんあった。

 

もう一つ上の階ではクラッシック売り場で、ベートーヴェン生誕250年、という事で曲がかかっていたけど、これまた、過激な演奏のピアノ曲

”なんか、パンクだな。。。” ふむふむ。

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亡きプリンスの特集も組まれてました。

 

いったいどれくらいタワーレコードにねばってたのかは忘れたけれど、気が付いたら、飲まず食わず座らずですっかりクタビレ果てていたので、他にはどこも澁谷は見ないで帰りの電車に乗ったのでした。

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おわり