アンの日記 IKIGAI la raison d’etre 生き甲斐 たまたまフランスで見た絵の中にこのワードがあって、なんか哲学的!とか思っちゃっただけです。

生きることはlost&foundの連続!? やった、人生折り返し点過ぎたし!今話題のアラ50クライシス!?なんてなんのその、のんびり生きてるシングル・時々リモート介護のわたくしの私的ダイアリー&奮闘記です。やっほ~~(^^)/

ブリュッセルで出会った子(犬)にてこずった話

こんにちは~ (^^)/

 

さて、今回はブリュッセルの友人宅の猫や犬のお話です。


もう、何度か行っているので、友人宅の猫さんやわんこさんとは既にお馴染みであります。


一年に一度ではあっても、やはりそれを繰り返せば、お馴染み、になれるものなのですね。

f:id:anneneville:20191104113937j:plain

 

この子は、レディ、という名で、まだ仔犬の頃に友人がペットショップから買ってきたとのこと。


これから3歳になる、まだ2歳のヤングレディです。

その名の通り、何一つ苦労のないお嬢さんで、何故だかわたしを友人?というか、同類?と思っているようなふしが見えます。


友人は、レディは、ほんとにあなた(わたしのこと)をほんとに好きよね、と何度も言います。


友人がお家に向かい入れたばかりの時にわたしが訪れたのですが、兄弟姉妹もいないので、わたしの指をガジガジしたりして、遊んで、姉妹?との遊びを通して、犬として生きる訓練を積んでおりました。


そのときのわたしの指は見るも無惨な有様で、ずっと擦り傷だらけでしたが、日本に帰りオロナインを塗ったら、すぐに治りました。


www.otsuka.co.jp

 

f:id:anneneville:20191104114053j:plain

 

 

この子はブダさん。

もう16、7歳になる爺猫ですが、ド老人であっても、ネコって、ほんと、可愛らしいですよね~~♪ ♬

しかし、そうは言っても、やはり猫!

ほんと、ただの泥棒です。ww


スキなんて、ほんとうに、0.1秒さへみせられない。

あっ、という間にわたしの大好物のサラミとかハムとかを掠め取ってゆきます。

 

寝る時は、だいたい2匹とも、わたしのベッドにやってくるのですが、一度は、ブダさんが、わたしの布団の中に入ってきて、ほんとうに、感動でした。

 

動物って、邪魔だけれど、寝る時そばにいられると、ほんと、嬉しいですねっ!!


それがあるとき、闖入者、といっても、友人の友人が家を留守する間預かって欲しいとのことで、この子、モリ―ちゃん、という子がやってきました。

 f:id:anneneville:20191104114220j:plain

 

 

それが。。。。この子にはてこずったのです。

 

やはり、生き物、人間と一緒で、色んなタイプ、性格の子がいるのだな、と思い知った件でした。

 

モリ―は実は飼い主さんが、空き家になっていた家から救い出して来て、飼うようになったという、特殊な経緯があった子だという事は後で知らされましたが、確かに、きっと何かが、この子の過去、犬生には、あったのだな、と推察できます。

 

飼い主さんとモリ―ちゃんには、以前に会っていたのですが、その時、モリ―はなかなか人には懐かないのに、わたしがリードを引っ張るのはOKな様子を飼い主さんは、驚いておりました。


モリ―ちゃんも、最初はおとなしい様子の子でした。

 

ところがところが、いざ、預かる、という段になると、やはり本当の彼女の正体が明るみにでるのですね。

いや、別に悪い子、ではないのですよ、でも。。。。。

 

 わ~~い!キャッツ&ドッグパラダイスだ~~♬なんて、言って最初は単純に喜んでいたのですが。。。。段々と、困難な様子に突き当たり、次第に負担に感じることが多くなっていったのです。

 

まずは、

散歩をレディと一緒にしようとしました。

最初は何の偏見もなかったので、犬二匹の散歩だと思って、出掛けようとしたのですが、モリ―はあまり動こうとしません。


しかし、散歩の嫌いな犬がいるはずがない!と思いこんでいたので、ある程度強引にモリ―を連れ出したのですが、

途中で、ほとんど動こうとしなくなりました。

途方にくれましたが、しようがないので、頑張ってなんとかモリ―&レディと一緒に家に帰ってきて、そしてモリ―だけお家に置いて、レディと2人で散歩にでかけました。

 

 

その次はうんこ・おしっこの時でした。

その友人の家は庭があったので、レディとブダのうんこ・おしっこはいつも庭でさせていました。
もちろんモリ―もその慣習に従ってさせるつもりだったので、ふつうにリードをつけて、わたしが引っ張っていったのですが、一度目は、特に何もなく行えました。
ところが何故か二度目にですね、
わたしが普通にまたリードをつけて引っ張ってゆこうとしたら、唸り、吠えて、動こうとしないのです。
わたしは特に乱暴・雑にリードを引っ張ったつもりはありません。
あくまで、ゆっくり丁寧なつもりでした。
それなのに。。。。(*_*;
自分で犬を飼って、育てたり教育をした経験のないわたしは、怖くなり、友人にお願いして、やってもらいました。


友人に対しても唸り・吠えはしましたが、そこは友人は迫力・気迫でもって対応をしたのです。


 この件に依って、レディって子はなんて扱い易い犬なのだ!という事を思い知りました。

いままではワガママな鬱陶しいやつだ、なんて時々思ったりしていたのですが。。。。


親の家から救い出して姉の家に連れて来たワンコだってそうです。
レディ同様、ふつうに扱い易いです。
強いて言えば、というかなんというか、その子は、散歩から家に戻りたがらず、帰ろうとすると、かなり踏ん張ります。


そのくらいであって、決して、わたしに対して唸ったり、吠えたりなどしたのをみたことがないのです。
なので、ワンコとは、そんなものだ!と思い込んでいたのですね。

 

それでもうんこ・おしっこはさせなければいけません。

なので、仕方なくまたリードをつけて、なんとか庭まで連れ出そうとしたら。。。。庭に出る途中の階段で止まって、おしっこをしだしました。

何っ!?何これ?わざとこんなことするの!? (*_*;

 

その後はモップとバケツを持って来て後片付け。

友人は笑って、まあ、犬なんだからしょうがないよ、って感じでしたが、まあ、確かにです。

 

子育てだって思い通りにならない事の連続といいますから、経験者はそんな事ではびくともしないのでしょうね。

しかしわたしの中では、モリ―は”めんどくさい犬”、という事になり、それは友人にとっても同じだったようです。

 

わたしはその後帰国しなくてはならなかったので、結局最後はどうなったかはまだ友人から聞いていないけれど、最後に交わしたメッセージでは、本当に変わった犬で、あなたが出て行った後、あなたの部屋から連れ出すのが、大変だった、と言ってました。

 

もちろん飼い主さんとは散歩も一緒に行くようですし、一見ふつうの飼い犬のようですが、飼い主じゃない、それ以外の人間とは、ちょっとの間の預かりでも、かなり難しい犬ではないかと推察されます。

 

レディはわがままというか、いつも自分の方が上よ!的な性格の子なのですが、そのレディでさへ、モリ―に対しては、遠慮していたし、時々、モリ―が唸っている時なんか、怖がってさへいるように見えました。

 

モリ―はひどい人間に何かひどい扱いを受けたのでは。。。。と推察されますが、わたしがその時思ったのは、犬がそうなのだから、人間は然り。

 

何かひどい虐待などの記憶を持つ犬や人と関わりを持つのは、至難の技ではないのだな、という事でした。

 

世の中には色んな犬(人)が、いるのだよね。

なかなか思う通りには、いかないですとね。。。。(´-ω-`)

 

ひどい事をされた犬(人間)の悪影響はなかなか断つ事はできません。

本当に罪深い事です。

犬・猫(人間)の救済のボランティアさんとか職員さんはそうとうな困難な場面に遭遇しているのでしょうね、なんて想像し、頭が下がる思いでした。

 

事実関係はわかりませんが、虐待に拠る心の後遺症について、考えさせられた一件でした。

 f:id:anneneville:20191104115844j:plain

↑  生まれた時からぬるま湯人生の子ですっww