やっぱり気になる Minister for Loneliness 孤独担当大臣
最後の更新から一月近く経ってしまってしまいましたが、皆様、お元気ですかあ~~(^^)/
ちゃんと生きてますよ~~。
とうとうやってきましたね!ゴールデンウイーク!
みなさま、親しい方々とのんびり過ごしてらっしゃるとは、思いましたが、やはりこの黄金週間という国民にとっての休息の期間だからこそ、考えてみたい”孤独”について少しわたくしなりにまとめてみようと思います。
わたくしも以前、ちょっと書いてみたのですが、イギリスに孤独担当大臣が誕生してから、はてそろそろ数か月が経ちましたね。
ちょっと気になって検索してみるとイギリスの新聞 THE TIMESに最近、当該大臣トレイシー・クラウチ氏のインタビューが掲載されておりましたよ。
まず最初にトレイシー・クラウチ氏(以下、トレイシー)自身が、体験を述べておりました。
たとえ友達や家族、素晴らしいパートナーを持っていたとしても、最初の子供を産んだ後の社会から切り離された恐ろしいくらいに取り残された感情、そしてまた、6年前に初めて代議士となってから鬱で苦しんだと語りました。
議会、”そこはとても暗い場所、とても孤独な場所なのだ”、と。
多くは語らず、とても暗い、孤独な、としか言っていないところが、わたしには、壮絶に感じられました。
わたしはすぐに伏魔殿という単語が浮かんだのですが、検索してみると、かの田中角栄氏の娘というより、彼女自身が有名な、2001年外務大臣の田中眞紀子氏が自身の属する外務省のことを”伏魔殿のような所”と発言し、話題になったようです。
やはり政界はサイコパスしか生き残れない!? (^-^;
そしてなんとkodokushi 孤独死という日本の高齢者の死が1行触れられておりました。
いやというほど眼に入った文章とは思いますが、
社会的疎外感は、1日15本の煙草を吸ったことと同等の健康被害に匹敵するとのことです。
1日に15本の煙草、ですか。。。。(-_-)
う~~ん、これはすごいですね。
そうとうなダメージを受けますね。
英国の孤独担当大臣というポジショニングについては、孤独とは単なる個人の抱える個別のケースとして捉えるのではなく、もはや包括的支援が必要な、身体障碍とかのレベルと同等の問題として捉えて行こうという、並々ならぬ彼らの決心がひしひしと伝わってきませんか!?
孤独な人がいかにも多そうですもんね、イギリスって。(´-ω-`)
トレイシー、応援しておりますわ~~ (^^)/
孤独な人たちに愛の手をさし伸べて下さいな。
先進国と言われる国々の孤独の様相はみんな似ている。
わたしは日本とか韓国だけの現象かと思っていたのだけど、ロンドン経済学研究科、メンタルヘルスの特別研究員デイヴィッド・マクデイド准教授(ものすごい長い肩書。。。(-_-) )によると、今やEUでさへ、一人暮らしの世帯が、どの世帯(子供のいる家庭、夫婦だけの家庭、など)よりも多く、職場での同僚たちからの隔絶感を例にとって、孤独はたくさんの人のまわりに存在していて、(良くない)影響を与えている。。。。と。
しかし、ここでわたくしとしてはですね、孤独を目の敵にしている人たちが社会に山ほどいるのは認めますが、ある種の人々にとっては、それは安らぎ、そして人類を救う働きにもなるのだと、ちょっと言いたいです。(^^)/
実はあるラジオ番組で、たまたま聞いたのですが、確かNHKラジオの朝5時からやっている健康ライフっていう数分間のプログラムだったと思う。
うろ覚えですが、やはり健康で長寿で幸せになるためには、結婚して家庭を作ることが前提であることをつらつらと、如何にも当然のように、ある学者さん?が喋っていたのです。
勿論それには反対はしません。世の人はそういう人が多く、幸せそうに見えますから。
しかしある一定の割合で、孤独でいる事を好む遺伝子保持者がどうしても出てくるとのこと。
それは何故かというと、伝染病が流行ったときに生き残る人というのは、人波から逃れて孤独を好む人だと。
例えば、新教の自由を求めてヨーロッパ各地から新大陸アメリカを目指した人たちとか。この場合、流行り病は関係ないですけど、住み慣れた土地から遥か遠く海の向こうを目指すのですから、孤独にある程度耐性のある人なのでしょう。
一定の割合で新しい土地を求めて移住する人たちがいるのですよ。
それについてはわたくしも思い当たるふしがあり、ご先祖が国内間ですが、移住者なのです。海2つ超えて、現在の親類縁者たちが住む土地に100年前に移り住ん出来ましたから。
わたしはまあまあな孤独耐性の遺伝子保持者の子孫、という事がわかっているのですよ。(^-^;
日本なら、孤独担当大臣は誰になってもらう!?
最後に、昨日お勤め最後の日であった職場付近の、貫禄充分な孤独猫さま。(^^)