旅に出る理由とホームレスの人を見かけて気になった話
いつも気になる事の一つなのですが、ホームレスの人たちの存在です。
気にしていたらきりが無いといえるほど、海外の旅行先ではホームレスの人たちがいますよね。
今回は、一番ショックを受けたのはアビニョンの女性ホームレスでした。
今回行った、エクス・アン・プロヴァンス、アルル、アビニョンの中では一番ホームレスが目立った気がします。しかも女性の割合が幾ばくか多いのです。
ホームレスといえば男性と思われているのでしょうが、アビニョンのでは女性が目立ったのです。
せっかく旅行をしていてもホームレスの人たちをみると悲しくなり、気が削がれます。
って、別に、ホームレスを見て悲しくなり、わたしって優しいでしょって言いたい訳ではなくて、いちいち悲惨な様子を受け取っていては先に進めないので、それはそれ、として流されない精神面の訓練をする必要があるのでは、とは思っています。
実際の自分の生活圏でも、ホームレスの人を、多くはみかけないのですが、ある特定の人を見かけるようになりました。
いつも人目を避けるように下を向いてじっとベンチに腰かけているか、駅ビルの中の隅に佇んでいます。
その人に誰かが声かけているところとか、一度も見かけたことがないし、一度食べ物あげたとしても、毎回してあげられるわけでもないし。。。。とか思います。
こんなに寒いのに、一体どうやって夜をしのいだり、食べ物を調達しているのだろう、とついつい考えてしまいます。
ある時、あまりに気の毒に見えたので、意を決して買ったおにぎり!(例のおにぎり屋さん、といってもわたくしのダイアリーを読んでくださっている方はご存知かと思うのですが、いつも買う個人経営の小さなおにぎり屋さんです。))を差し入れました。
しかしお話などをする勇気がわたしにはなく、ご本人さまの希望が何なのかは把握できていません。
でも喜んで受け取ってくれるので、思い切っておにぎりを渡して良かったと思いましたが、いつも通る駅ですが、わたしもしがない期間限定アルバイト低所得独身者なので、毎日毎日はできません。
だいたい一人の人間に出来ることなんて、限られていますから。(;´∀`)
それで生活困窮者の自立支援とはどうすれば良いのか検索してみましたが、実際にはホームレスを支援する団体は、少ないという事が、こんな大都会に自分は暮らしているのに!という事が判明しました。
特定非営利活動法人 TENOHASI – 池袋で、ホームレス状態の方々と出会い、つながり、安心できる生活を取り戻すお手伝いしています。私たちのつないだ手に、あなたの「手」も添えてくださいませんか?
が、どうにか検索で探して、ただいまとある支援団体さんに相談しておりますが、果たしてどうなりますやら。。。。(・_・;)
東京はやはり分母が大きいので、有名な団体さんが幾つかはありますが、周辺大都市だとそれほどでもないのですよね。
ああ、そうだ。旅に出る理由なのですが、なんといいますか、生来の性質のせいもあるのでしょうが、同じ生活をしていると心の中にゴミがどんどん溜まっていって、心もからだもどんよりとしてきます。
まあ、よく言う所謂心とからだの洗濯でしょうかね。
その方法は、わたくしには旅しか思いつきません。
で、今回の旅で最も惹きつけられたのは、ローヌ河なんです。
この写真じゃそれほど惹きつけられた訳が伝わってきませんね。(^^;
しかし、アルルの駅に来て、その付近にあるローヌ河を見た時の、あのなんとも言えない気持ち!
目の前に大きく広がる、ただただ大きいだけのローヌ河の佇まい。
感無量とはこのことを云うのでしょうか。
こんなに大きな河を見たのは、もしかしたら人生で初めてなのかもしれません。
とにかくアルルのローヌ河にとてつもなく心惹かれました。
アルルに居る間は毎日毎日ローヌ河に会いに行きましたから。
アヴィニョンから見たローヌ河はそれほどでもなかったですよ。
世間の皆様は三連休でございますね。(^^)
心もからだもゆっくり休めてくださいませ。
それではまた。(^^)/