旅に出る理由とホームレスの人を見かけて気になった話
いつも気になる事の一つなのですが、ホームレスの人たちの存在です。
気にしていたらきりが無いといえるほど、海外の旅行先ではホームレスの人たちがいますよね。
今回は、一番ショックを受けたのはアビニョンの女性ホームレスでした。
今回行った、エクス・アン・プロヴァンス、アルル、アビニョンの中では一番ホームレスが目立った気がします。しかも女性の割合が幾ばくか多いのです。
ホームレスといえば男性と思われているのでしょうが、アビニョンのでは女性が目立ったのです。
せっかく旅行をしていてもホームレスの人たちをみると悲しくなり、気が削がれます。
って、別に、ホームレスを見て悲しくなり、わたしって優しいでしょって言いたい訳ではなくて、いちいち悲惨な様子を受け取っていては先に進めないので、それはそれ、として流されない精神面の訓練をする必要があるのでは、とは思っています。
実際の自分の生活圏でも、ホームレスの人を、多くはみかけないのですが、ある特定の人を見かけるようになりました。
いつも人目を避けるように下を向いてじっとベンチに腰かけているか、駅ビルの中の隅に佇んでいます。
その人に誰かが声かけているところとか、一度も見かけたことがないし、一度食べ物あげたとしても、毎回してあげられるわけでもないし。。。。とか思います。
こんなに寒いのに、一体どうやって夜をしのいだり、食べ物を調達しているのだろう、とついつい考えてしまいます。
ある時、あまりに気の毒に見えたので、意を決して買ったおにぎり!(例のおにぎり屋さん、といってもわたくしのダイアリーを読んでくださっている方はご存知かと思うのですが、いつも買う個人経営の小さなおにぎり屋さんです。))を差し入れました。
しかしお話などをする勇気がわたしにはなく、ご本人さまの希望が何なのかは把握できていません。
でも喜んで受け取ってくれるので、思い切っておにぎりを渡して良かったと思いましたが、いつも通る駅ですが、わたしもしがない期間限定アルバイト低所得独身者なので、毎日毎日はできません。
だいたい一人の人間に出来ることなんて、限られていますから。(;´∀`)
それで生活困窮者の自立支援とはどうすれば良いのか検索してみましたが、実際にはホームレスを支援する団体は、少ないという事が、こんな大都会に自分は暮らしているのに!という事が判明しました。
特定非営利活動法人 TENOHASI – 池袋で、ホームレス状態の方々と出会い、つながり、安心できる生活を取り戻すお手伝いしています。私たちのつないだ手に、あなたの「手」も添えてくださいませんか?
が、どうにか検索で探して、ただいまとある支援団体さんに相談しておりますが、果たしてどうなりますやら。。。。(・_・;)
東京はやはり分母が大きいので、有名な団体さんが幾つかはありますが、周辺大都市だとそれほどでもないのですよね。
ああ、そうだ。旅に出る理由なのですが、なんといいますか、生来の性質のせいもあるのでしょうが、同じ生活をしていると心の中にゴミがどんどん溜まっていって、心もからだもどんよりとしてきます。
まあ、よく言う所謂心とからだの洗濯でしょうかね。
その方法は、わたくしには旅しか思いつきません。
で、今回の旅で最も惹きつけられたのは、ローヌ河なんです。
この写真じゃそれほど惹きつけられた訳が伝わってきませんね。(^^;
しかし、アルルの駅に来て、その付近にあるローヌ河を見た時の、あのなんとも言えない気持ち!
目の前に大きく広がる、ただただ大きいだけのローヌ河の佇まい。
感無量とはこのことを云うのでしょうか。
こんなに大きな河を見たのは、もしかしたら人生で初めてなのかもしれません。
とにかくアルルのローヌ河にとてつもなく心惹かれました。
アルルに居る間は毎日毎日ローヌ河に会いに行きましたから。
アヴィニョンから見たローヌ河はそれほどでもなかったですよ。
世間の皆様は三連休でございますね。(^^)
心もからだもゆっくり休めてくださいませ。
それではまた。(^^)/
労働者目線でのcocosのモーニングバフェの感想です。(^^;
いやあ、良かったですっ!!(^^)
お得でお腹いっぱい食べられて、ありがとう、ココス様!(^^)/
実は住んでいる地域から2㎞ほど行くと、ココスがあって、大きな字でモーニングバフェ(ビュッフェだったかな?)平日680円(税抜き)と、書かれていて通るたびにいつも気になっていたのです。土日祝はプラス100円とのこと。(''ω'')
基本はいつも自炊で一応栄養とか考えながら作るので、あまり外食はしないのですが、一度に何種類も食べられるバフェがわたしは、大好物で、こういうのをみると心躍り、わくわくするんです。(^^)
”ま~~た、安価な労働者をこき使った日本の外食産業に加担するのも、なんだなあ。。。”と思いつつも、背に腹は変えられないのが、わたくしです。(;´∀`)
いやしくて、失礼あそばせ。。。。 www (^^;
この前、またcocosの場所を偶然通りかかり、時間は9時ころ、行くつもりなく軽くバナナとかコーヒーとか飲んできていて少し迷ったけれど、思い切って、入場。
意外と空いてました。
9時という時間のせい?ラストオーダーまであと1時間だから?例年と比べていつになく寒い日が続くから?とは思いましたが、空いていて、居易そうだなっとホッとしました。
ジャン!
まあ、こんな感じです。(^ω^)
わたしが特に感銘を受けたのは、お茶の種類が豊富だということ!!
と、いいながらルイボスティーしか飲まなかったのですが。
茶葉が置いてあって、ガラス製のポットでお好みに応じて飲む方式です。
お茶の種類は物覚えが良くないので、あれなんですが(;´∀`)
イチゴ、ライチ、ケニア、ルイボス、ニルギリ、緑、アップル、う~~ん、多分12~15種くらいはあったように思います。(^^;
お茶の種類に感動したので、ここは食後のティータイムに快適な過ごし方を持っている方は良いでしょう。(^^;
ステキな景色とかはなかったので、お茶の時間はそこそこにしました。
パンも数種類ありましたが、今回はパンはなんとなくパスしました。
保温機の中にある揚げ物系の、ポテト、ウインナー、パスタ、焼きそば、スクランブルエッグ、コロッケ、フライドシシャモ、などからまず選びました。
最近、お魚を食べていなかったので、まあ油はちょっと、あれですけど揚げシシャモを喜んでいただきました。(^^;
お魚で、タラ食べたいなあなんて思っていても、輸入物でもけっこうお高いですものね、スーパーとか行くと。
多分日替わりなのでしょうけど、味噌トマトスープのラーメンというのがあったので、これも喜んでいただきました。(^^;
日本の朝食には代表的な納豆&生卵かけご飯、これも喜んでいただきました。
筍だけが具の、炊き込みご飯があり、炊き込みご飯大好物のわたしには、嬉しかったです。(^^)/
サラダバーは、春雨、オクラ、海藻、カット野菜的なキャベツ?とかあり、わたしは海藻に目が無いので、春雨と海藻を集中的に食べました。(^^)
定番のカレーも少量を2回くらいいただきました。
それでお客さん層はですね、圧倒的に”(わたしのように)”一人””で来ている人たちがほとんど!
ファミリーとか友達同士、カップルで来ていて賑わって~~とかいう雰囲気とは真逆な雰囲気で、なんていうか、ワーキングプア的な人たちかなあ。。。(^^;という感じでした。年金暮らしとか!?(と、また勝手な妄想のような推測!?)
服装とか雰囲気とかで。(自分も?)
ま、そのココスのある場所は、この市ではホームレスの多い街に隣席しているので、そのせいもあるのかな。。。!?とか連想してしまいました。
まあね、(確か)734円でお腹いっぱい食べれて、時間制限なくゆったり出来るなんて、夢のような場所ですよね!?
日本の隅っこ暮らしの一労働者としては、朝の貴重な時間を大変堪能させていただきましたよ。
次の平日お休みの日も来て、ゆっくりしようかなあ~~(^ω^)なんて考えております。
過当競争とおにぎり屋さんに思う。
おにぎり大好きです。
主に、お店、またはお母さんとか誰かの手作り、コンビニ以外のおにぎりを指します。
昨年から短期の新しい職場に通うようになってから、その職場付近に小さなおにぎり屋さんをみつけました。
昔から、売っているおにぎりが大好きなもので、早速初日からお昼ご飯として買ってみました。
なかなか美味しいのでその後も、わたくしの気になる存在のお店として、毎日チェックするようになり、週5日通う中3回はその小さなおにぎり屋さんで、帰りは買って帰るようになりました。
買って帰って、晩御飯の主食として食べるのです。
普通おにぎりって、ディナーとしては、普遍的ではないでしょうね。(^^;
ま、それはそれ。。。。(^^)/
わたしが帰る夕方時間帯にはだいたい定価ではなく、税込み一律100円にしている事が多く、それもあって、わたしの買う頻度はけっこう高く、そこの主人にとっては、わたしはすっかりお馴染みさんになってしまいました。(・・;)
売っているものは、メインのおにぎりの他、揚げ物系総菜、ヤ〇ザキのこれまた100円以下のみたらし団子、そして、何故か何故かアウトレット的なカステラ!!
わたしはその中ではほぼおにぎり以外は買いません。
味も様々なものがあり、たらこをメインにした高菜、マヨネーズ、焼き、チーズなどと組み合わせているもの。シーチキン、エビ、牛肉、鶏唐揚げ、スタンダードな梅等、盛り沢山に種類も揃っています。
わたしはいつもいつも、ほぼ飽きもせず、毎回わくわくしながら買い求めているのです。
しかし、しかしですよ、いつもながら思うのです。
こんなに安くていいの!??? (・・;) (>_<)
なんか申し訳ないような。。。。(;´∀`) m(__)m
とっても美味しいし、ボリュームもあるし。。。。(;´∀`)
夕方5時の時点で、かなりってどのくらいと表現して良いのかなんなのですが、わりと売れ残っております。
それとも売れ残り承知で多めにつくるのか。。。。(ーー;)
デフレの世の中です。
過当競争の世の中です。
確かにおにぎりメインの小さな個人経営のお店、これで儲けはあるのでしょうかね~。。。なんて毎回わたしは要らぬ心配をしてしまいます。(・_・;)
値段は税抜きで100円から120円くらいの価格帯で、夕方には1個100円均一(税込み)、または2個で260円(税込み)や、なんとなんとある時には半額にしておりました。
そりゃあ、買うわたしにしてはとてもとても嬉しいけれど、正直、こんなに安く売るって、何かが違うような気がします。
おにぎりに限らずね。
パン屋だってコンビニだって、スーパーだって、過当競争ですよね。(ーー;)
まあ、所得の少ないわたしにはありがたい話しですが、しかし適正な価格で売り、適正な利益が上がっているのか、気になる話です。
物の値段に限らず、きっとわたしのような労働者の賃金だって、適正な値段で働いているとはとうてい思えません。適正より低い価格で働いていいると感じています。
このスパイラルに嵌っている、この国。
いったい、どっちの方向へ向いて突っ走っているのであらうか。。。。(´-ω-`)
余談ですが5年ほど前、福岡の地下街のおにぎり専門店があって、気に入ってそこで買っていたのですが、或る時行ってみると、そのお店はなくなっていました。(-_-)
職場の在る街のおにぎり屋さんは、そうならないように切に祈ります。
と言っても、その街にずっとわたしもいる訳ではないのですけどね。。。(´-ω-`)
おしまい。
ナポレオン最後の戦い メモリアル1815 ~せっかく行っても頭の中エンスト
お正月にお餅を喉につまらすという一瞬こっけいな響きのシリアスな事故があとを絶たない今日この頃、1月2日です。
わたくし一度そういう経験あるんです。いつだったか、今から数年前。
正直、苦しくて、苦しくて、恐かったですね~~。
小さい時からこの事故はニュースなどで知ってはいたのですが、いざ自分がそれを経験して、笑いごとではないと知りました。 (''ω'')
みなさま、お気をつけくださいね。(>_<)
さて、行って来ました、ナポレオン最後の戦いの地、現在は、ベルギーであるワタローのミュージアム メモリアル1815!
ナポレオンって、日本人であっても、誰だって一度は聞いた事がある名前ですよね!?(''ω'')
なっけからなんとなくカッコいいね。(^^)/
全然ナポレオンには詳しくもなんともないのですが、近年リニューアルされ、とても立派になったという事で、現地のお友達のお友達が”行きたい”ということで、わたしも誘ってくれたのですが、そのお友達のお友達ご当人が怪我で行けないという事になり、お友達の車に乗せてもらって、2人で行ってきました。
お値段はメモリアル1815館とパノラマ館、農家(ナポ様たち首脳が滞在した場所)がセットになって16ユーロ。
無料の小さいパンフレットは中国語はあったけど、日本語はありませんでした。
そうそう、もう日本語の印刷物作ってもあまり美味しくないのでしょうね。
中国語で書かれたものはけっこう見ましたよ。
季節外れの為か、館内はかなり閑散としておりました。
いきなり、断頭台。。。。(>_<)
ナポレオンと断頭台にどういう関係がっ!!って、思ったら、最初はフランス革命からの歴史の紹介から始まっていました。
当然、レプリカだと思うのですが、多分サイズは同じだと思います。(ーー;)
恐いですよね。。。断頭台。(>_<)
すみません、何のシーンか憶えてません。。。。(>_<)
立派でかっこいい軍人さんたちの姿に見惚れてパチクリと撮ってしまったのですが、あまりの情報量の多さと濃密さに圧倒され、音声ガイドで追ってゆくうちに頭の中が、プスンプスンとポンコツ機械みたいにエンストを起こしていました。。。。(-_-)
フランス側からみただけではなく、敵対するイギリスやオランダ、プロシア、ロシア側からみた展示も充分にあり、複雑な歴史の説明がきちんとされてあります。
各国の軍服もふんだんに展示されていて、それは美しくみごとなものでした。
この写真はごくごくごく一部!
スコットランドの軍服、本当にタータンチェックのキルトスカートなんだっ(・・;)
さて一方、パノラマ館では3Dの15分間の”映画”の上映があります。
わたくしの撮って来た写真では迫力が伝わりませんが、巨大スクリーンで見るナポレオン最後の戦いである、ライオンの丘での再現映画は大迫力でした。が、最後にフランスが敗れて終わり、その時、まだ幼い少年兵の力ないドラムを打つ音が、虚しく響き、なんだかわたしはその戦いに何の関係もないのに、ぐったりと疲れてしまいました。(-_-)
戦い敗れた場面 ☝
”う~~む、虚しい。(戦いって)とてつもなく虚しい。。。。” (-ω-)
まあわたしは、虚無感に捕らわれてしまったけれど、この3Dパノラマ映画は大迫力で見応え充分です。 きっといっぱいお金かかってます。
驚くことには、最近でも当時の戦死者の遺骨が出土されるのです。
その頭蓋骨や遺体の全体の骸骨も、立派に展示されていました。
戦争で犠牲になったたくさんのお馬さんたちも。。。。
最後は戦場となったライオンの丘に登って、しばし感慨に浸り、当地を後にしたのでした。
ヨーロッパ、イギリスには立派な軍事博物館が幾つも幾つもあるのですが、歴史に詳しくないと行っても門外漢すぎて、途方に暮れてしまいます。(ーー;)
今回は前日にざっとナポレオンをググったりウィきったりしましたが、所詮付け焼刃でしかなかったのですが、やはり行ってみて良かったと思います。
とりあえず1815が、どういう歳だったのか、という事は覚えましたから。(・・;)
本当に立派で、お金がかかっている博物館で、国?自治体?が力入れているのがびしびし伝わってきます。
最初、ここに来ることを、日本人の友人や知り合いに話したら、なんだかちょっと、”何で、あんなところに行くの?”的な感じだったのですが、彼等は、このミュージアムがどんだけ見応えあるかという事を、きっと知らないからなのだと、訪れた後で思いました。
http://www.waterloo1815.be/index.php?page=prepare-your-visit
現地の人なら家族で訪れて、歴史の勉強しながら、家族の絆深めたりするのに良い場所なんだろうな、と思いましたよ。(^^)/
ベルギー・フランスへ行きました。2017ーーー まだ続いてます(^^;
ブリュッセルで、お世話になるお家のお猫さまの”ブダ”様です。
もうすっかりおじいちゃんで、悠々スローライフな、仏陀ならず伯爵様、って感じでしょうか。(^^)
こちらは2歳くらいのまだまだ子供ってこともないのかな!?見かけと違って若さ生意気真っ盛りなLady嬢。
ちょっとうざいけど (^^; 可愛いです。
この家に来ると思い切りワンにゃん生活が出来るので、すごい幸せな気分になれます。(^^)
☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁
みなさま、(^^)/ 明けましておめでとうございまする。
今年もよろしくでございますね。
まったりしたお正月を送っておられるのでしょうか。^_^
お題の通り、去年のベルギー・フランス旅、全然書けていなくて、年越ししてしまいました。
愚痴と言い訳ですが (^^;
旅から帰って来て親宅へ出向き、また自分の部屋に戻ってきてから、すぐ新しい職場に働きに出かけたので、正直、賃労働や雑事に追われる日々で、いかんともし難いですね、自分の自由な時間が著しく欠如する日々を送っているanneでございます。(*_*)
記憶がおぼつかなくならないうちに、少しでも何か書いておこうという思いで、指を動かしております。
そうだ、4,5時間くらいしか滞在できなかったけど、アントワープの写真を載せたいです。
アントワープといえばこちらの方、お馴染みのcenesioさまですね(^.^)/
なんかわたくしごときが僭越ですが、アントワープだなどと(^^;
またまたブリュッセル北駅から乗車して、だいたい30から40分くらいだったと思います。
往復で15,20ユーロでした。
後からわかったのですが、鉄道の料金は平日と週末は、なんと違うのですよ。
アントワープへ行った日は平日で、翌日は土曜日でゲント(ベルギー第3の都市、南西に位置する。この街の名前、発音にすごく苦労した。。。(>_<) )へ出かけたのだが、なんとお値段が往復10,20ユーロ!
多分これは、週末割がこの国にはあるのでしょうね。
ブリュッセルからの距離はそれほど差があるとは思えませんでしたもの。。。
わたしは販売機の買い方をマスターしていないので、いつも駅員さんのいるチケット・オフィスで切符を買います。
多分インターネットでも買えると思うのですが、確かではありません。
電車の中では必ずAIとかではなく、人間の駅員さんの切符確認があるので、旅する方はちゃんと切符買うようにしましょうね。(^^;
こんな感じの車内。心地良い。(^^)
と、いうのも実はですね、
わたしは一人旅なので、自分の背後や身辺に常に気を配っているのですが、ある一人の若いアラブ風の男子が、常に近くにいることに気付いたのですよ。
考えすぎかもしれないけど、別に見なり悪いとかではないけど、なんとなく気になりました。
車内に乗り込んでみると、やはりその男子、わたしの斜め向かいに座りました。
大丈夫だとは思ったけど、ちょっと気になりました。(・・;)
その男子は、”これはアントワープへ行くの?”とわざわざ、一目見て外国人とわかるわたしに聞いて来たので、ますますなんか怪しいかも!? (-ω-)と思ったのだけれど、そのとき、その若いアラブ人風の男子の目が不安気だが優しく光っていたことに気付き、思わずわたしは笑顔で”そうアントワープですよ”と、答えた。
わたしって、すごい偏見の持ち主かな~~。。。(・・;)とか思ったのですが、ま、女の一人旅はやはり、小さな一日旅でも不慣れな事、場所ばかりなので、そりゃあ、警戒もするよね。。。なんて。
常に警戒している事が多いので、やはり一人旅はしんどくて、なかなか楽しめないけれど、それでも、どうしても!!旅に出たくなってしまうのです。
どうしようもなく知らない場所や国への憧れや飢餓感が襲って来て、わたしを警戒だらけでしんどい旅へと追いやるのですよ。(>_<)
あ~~、一緒に旅を楽しめる友とか仲間がいたら、どんなに良いだろうかといつもいつも思うものです。(''ω'')
で、その若いアラブ風男子は結局、突然何処かへと姿を消したのですが、思い返せば、切符確認の駅員さんがやって来た時だったような気がするのです。
推測ですが彼は切符を買わないで電車に乗り込み、駅員さんの目の届かない何処か、例えばトイレとかに姿をくらましたのかな!?などと想像してしまいました。
日本みたいに改札がないから、そういう乗客もいるのでしょうねえ。。。
(*´Д`)
駅員さんみていると、若い学生風のお客にはちゃんと”キミは25(26だったかな??)歳以下かな?そうだったら、もっと安い割引の切符があるから、券売機で買わないでチケット・オフィスで駅員に聞いて買った方が良いよ。”なんてちゃんと説明していて、なかなか親切やな~~(^^) と思った。
これ、アントワープ中央駅。
(^^; (*´Д`)
わたしの写真、全然美しくないけど、この駅はちょっとした距離や角度から見るとため息の出るような美しさなのですよね。
3年前に初めて訪れたのだけれど、その美しさに驚いたものだなあ。 \(^o^)/
そんでわたしはそのアントワープで何をしていたかというと、ひたすら港に沿って歩き、こんなものを見ていたのでした。
多分もう使われていないもので、ただ残してあるだけだと思うのでですが、港のコンテナクレーン的なものですよね、きっと。(^^;
以前イギリスのブリストルへ行った時にも、似たようなものの写真ばかりを撮っていたのですが
ブリストルもアントワープも、歴史に名を残す港湾として大きく栄えてた時代を忍ぶ、このコンテナクレーンが、往時を思い出させてくれる数少ないモニュメントのように、わたしに時の記憶を語りかけてくれたのでした。
☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁
ベルギーの大きな都市では普通に、銃装備迷彩服の軍人さんが散見されましたが南フランスでは全く見かけなかったですね。
ブリュッセル北駅では軍人さんが常に複数名在中していて、見慣れたと思っていたのですが、或る時、複数名ばらばらと現れた時には、一気に血圧があがった自分を覚えました。(>_<)
単に交代の時間か何かだったようでしたが。
ブリュッセル北駅は何かと治安が悪い代表のように言われておりましたが、やや二年振りで訪れてみると、地下鉄に入る所の付近にはPAULとかCarrefour Expressとか高級チョコレート屋さんとか出来ていて、小ぎれいになっていた気がします。
物乞いの人たちは相変わらずそこいら中にいつもおりましたが。
ベルギーで銃をいつも見ていたので、日本に帰った時の雰囲気の変化のギャップがとても大きかったです。
銃を持った人は我が国では、確かにみかけないけれど、飲食店の老齢の店主が客に難癖つけられて複数名対1で殴り殺されたり、大都市近辺の中規模都市のベッドタウンの小さなワンルームマンションでいっきに9人の死体が見つかったりする国が果たして平和と言えるのでしょうか。。。。と思うのでした。
銃という武器は見えないけれど、目に見えない悪意が常が潜在していると感じます。(>_<)
フランスへのバス旅と南仏のバス。バスを活用しました。その2
なんとまだ前回からしつこく続いているのです。(^^;)
2週間くらい軽く時間が経ってしまいますた。。。(^^;
さて、一週間くらい過ごしてからに、南フランスからまたブリュッセルに帰ります。
帰りはアヴィニョンからブリュッセルへも、結局バス移動することにしました。
アヴィニョン、美しい眺めよ。。。(-"-)
いやあ、多分ですよ、アヴィニョンからはouigoでTGVを予約してパリからブリュッセルに移動する方が賢くて、お金もそれほどかからずに済む方法だと思うのですが、帰りも臆病心が出て、バスで超長距離移動することにしました。(^^;) ww
お部屋一緒になった、アリーヌさんからも、さんざんTGVを勧められたのですが、パリでの乗り換えがどうしても心配で。。。地下鉄移動とかやだな、パリは都会、恐い(*_*; とか心配症が例によって出現。荷物重いし。
今回、フリックスバスもouibusもアルル近辺からの出発が思うような日にちがなかったので、今回はユーロラインeurolineという長距離バスを使ってみました。
確か37€だったと思います。
20:00アヴィニョン -> 翌06:00パリ
パリで乗り換え
09:00 パリ ー> 13:00ブラッセル
また今回もこんな厳しい強行移動です。(^^;) ww
なんの我慢大会!?
そのユーロラインなのですが、アヴィニョンからパリまではこの、isi linesというのが使われておりました。
これまたおしゃれでしょ(*^-^*) かわいいでしょ、そう、外見は。
この赤と白が逆になったバージョンのバスもあるんですよ。
アヴィニョンの長距離バスターミナルです。
これがまた、なんか暗いところにあるのです。でも、
もしかしたらシーズン中にみたら、暗いとか思わなかったかもしれませんけど。
場所はアヴィニョンの駅を背にして右方向へ歩いてゆけば、簡単にみつけられる場所です。
ターミナル内は一応腰掛けるところもあるし、ユーロラインのカウンターもあるし、バスの何かの係や掃除係の人も普通に親切で紳士な人たちだったけれど、なんとなくちょっとうらぶれた雰囲気漂う。。。。(''ω'')
それにいきなり、床に直接寝転がっている男の人が一人。(>_<)
ドキっとしたが、”いや~~ここはフランスだし、よくあることだよ~~”と、自分を鼓舞しながらバスの発着する場所までいってみました。
夜の8時発で、かなり遅い時間なので心中どきどきしながら時間まで過ごしていた、わたくしでした。
それで、ユーロラインの乗り方なのですが、ネットで座席予約するときに、何度も、”予約票を紙に印刷して持参するように”という旨の文言が現れました。
!。。。。。ちょっと、それって出来るのかな~~旅先だし、とは思ったのですが、わたしの使える手段がバスとしてはユーロラインしか思いつかなかったので、クレジットカードで購入。
紙に印刷して持参がどうしても気になったので、検索してみたら、やはり出てきました。
予約画面提示だけで、紙印刷していない人は、乗車拒否されかなり困った状態に追い詰められたという記事を、幾つか。
しばらくどうしようかともじもじしていたけど、宿泊している巡礼宿の受付の人に話したら、普通に快く無料でプリントアウトしてくれました。
今まで、メガバス、フリックスバスに関しては、スマホの予約画面の提示だけで、OKだったのですが、どうやらユーロラインはそれでは乗せてくれない様子。
”いまどき紙の印刷チケットなんて、時代遅れじゃないですか?(''ω'')”
と、受付のおにいさんに聞いてみたのですが、”今でも印刷物提示しなくてはいけない所はあるよ。”とのお答え。
そしてとうとう、パリまでの移動に使われるisi lines乗車のとき、周りを見渡すと、紙印刷を持ってきている人は少ない様子。
やはり画面提示をしている人がけっこういる模様。(*_*;
わたしが印刷チケットを提示すると、”完璧だね!”と、運転手さんから、なんか褒められた。(^^;)
これがパリに着いてからわかることだけれど、パリからブリュッセル間に使われるバスが、正真正銘のユーロラインのロゴの入った大型バス。
きっとisi linesというのは、委託、提携をしているのでしょう。
車体文字の手前の方に、part of national expressと書かれているのがおわかりでしょうか?
このnational expressこそが、イギリス国内ではメガバスなんかが登場するず~~と以前から、安価で便利な移動法として国民から重宝がられていた長距離バスなのです。
わたしも随分とお世話になりました。(*^-^*)
イギリス国内ではnational expressという名称で、ドーバーを渡って、大陸に入るとそこでは、ユーロラインという名称に変わっていたように記憶しております。
多分ですよ、
老舗のnational expressは運転手の組合がしっかりしていて、スマホ画面提示の乗車客の確認という面倒事から、運転手を煩わせない為に客に対して、座席予約の紙の印刷チケット持参の義務化を厳しく実施しているのではないかと、わたしはにらんでいます。(-"-)
あくまで推測ですけどね。
う~~ん。。。。わたし自身、旅先ということもあり、メガバスではいつも、スマホ画面提示で済ませていませたが、”運転手さん、いちいち大変だよな~~”と、正直、申し訳ない気持ちがいつもあったのですよ。(*_*;
タブレットやスマホ画面って、なんか妙に光ったりして見づらいし。
パリに到着するとユーロライン専用のバスターミナルに到着します。そこでブリュッセルへ向けてバスを乗り換えるのですが、そこではドライバーさんではなく窓口事務員の乗車チケットの確認だったので、みている限りでも、画面提示のみの人はいたようには思えず、ほぼほぼ紙チケットでない限り、バスに乗車できなかったのでは。。。と、後から、やはり横着せず、ちゃんとプリントアウト頼んでおいてよかったなと、おもえましたよ。(^^;
ほんと、運転手さんって、重要で大切なお仕事ですよね~~!って、NHKの教育番組”はたらくおじさん”で取材して放送してもらいたいほどですっ!!
ところで、
わたしは上記に貼り付けた、”はたらくおじさん”としてのオープニングテーマは全く記憶していないのですよね。(''ω'')
タンちゃんとペロくんって。。。!???(・_・;)
どうやら伊集院光さんがご自身の深夜番組で、”はたらくおじさん”を取り上げて好評を博しているようですよ。(^^;
あっ、”はたらくおじさん”って、もう1983年に終わっているのですね。
別なタイトルになって、似た構成の番組としては、なにやら残っていそうな。。。?
って、そう、要は、わたくしは、よくお世話になっているバスの運転手さんをとても尊敬しているのです!
あのように慎重を要する、多くの人の命を預かる重責な労働は、わたくしのような無芸大食な人間からみると、もはやスーパーマンっ!!(・・;)
いつも本当にありがたいと思っております。
これからもきっと永らくにお世話になることでしょうよ。(^ω^)
忘れておりました。
アヴィニョンにはバス移動の為、たった半日だけのステイなので、荷物を駅とかに預けて観光しようと思ったのですが、やはり、というかコインロッカーまたはクロークのようなものはアヴィニョンには全くありませんでした。
いや、アヴィニョンに限らず、フランスの地方駅にはないのでしょうね、きっと。
ブリュッセル北駅にあったのは、しっかりと目撃しました。
アヴィニョンのツーリストインフォメーションのおねえさんは、本当に申し訳なさそうにコインロッカーが無い事を教えてくれました。
なので、だいたい7kgくらいあるバックパックをしっかりと背負って、アヴィニョン全景を眺められるロジェ・ド・デン公園まで登って登って登ったのでした。(^^;
ご苦労さん。
”おだまり、ローズ” !(^^)! ローズのママの先見の明すごいな。母心がスーパー侍女を作った!?
こんにちは~~(^0_0^)
ずっと無心に読んでいたのですけど。
いや~~、とても良かったので、感想を記録しておきたいのです。
図書館に行ったら、推薦図書としてディスプレイされていて、前からちょっと興味があったので、借りてきました。
レディ・アスター(19 May 1879 – 2 May 1964)というイギリスで初めて国会議員になった女性に35年間お付きメイドとして仕えたローズが、その日々を綴った読み物です。
レディ・アスター ご本人様(^-^)
BBCでドラマにもなってました。
もちろんローズの視点ではないものですけどね。(^^;)
で、本のほうですけど、
本当に本当に面白くって、夢中になって読みました。(*^-^*)
忘備録としてここに、どういうお話で、どこが面白く感銘を受けた点かを、記録しておきます。
著者ロジーナ・ハリソン嬢は1899年の北イングランドのヨークシャー生まれ。
リポン侯爵所有の土地で、かの有名なファウンテンズ修道院のすぐ近く。
あ~~憧れのファウンテンズ修道院 (^0_0^) です。
ヘンリー8世の小修道院解散法とその後の争乱により荒れ果て荒廃が進みすが、その廃墟の美しさはロマン主義の芸術家たちを大いに刺激したそうです。
ロマン主義と云へば真っ先に思い出す、詩人のバイロン卿(1788-1824)
ミーハー、すみません <(_ _)>
☁☁☁ 話戻って、
リポン侯爵お抱えの石工の父親と、リポン侯爵の住居スタッドリー・ロイヤルの洗濯場メイドをしていた母親の間に生まれました。
昔の人たちの生活に興味のあるわたしには、このたった118年前に普通に存在していた”石工”や”洗濯場メイド”なる、今は絶え果てた職業に興味がむくむくと湧いて来たのでした。
あ、(^^;) 石工は、一応、今でも普通にありますよね。歩いているとけっこう、墓石屋さんとか石工屋さんはみかけますね。
洗濯場メイド!!
わたし普通に自分で洗濯していて、よく思うんです。スイッチ1つ押すだけの洗濯って、”あ~~、なんて便利で楽なのかしら。。。( ;∀;)”って。
ローズのお母様は結婚してからも自宅を作業場にして侯爵の身に着けるものを含めたお屋敷の洗濯物を引き受け、土曜・日曜以外はいつも洗濯物がストーブの周りをとりまいていて、その光景には子供心にうんざりしたそうです。
ローズは美しい田園地帯で生まれましたが、その当時は幼い子供でさへ、あくせく働くことが生活の大部分を占めていた、そうです。
ローズの朝一番の仕事は、焚き付けをくべて火を起こす事。
ここ、わたし、けっこう共感しました。ww (^^;)
何故かというと、薪ストーブがデフォのわたしが育った家や現・父親の家でのわたしの仕事もストーブに火を起こす事だからです。
ターシャ・チューダーさんの絵のように、可愛らしい子供たちが暖かいストーブを取り巻く、やさしく美しい光景なら良いのですけどね~~~ (^^;) 実際はほど遠いわ。
あ、いや、別に子供の頃は、それはわたしはやりませんでしたが、でも高校生くらいになると、夜のストーブの火起こしはわたくし担当でした。
なんだか最初からローズに感情移入し易くなる。(^^;)
正直、本題のレディ・アスターとローズの日々の生活諸々ももちろん面白かったけれど、このローズの小さなころの生活・労働のお話も、とても興味あることたくさん書かれておりました。
土曜日だけが唯一の入浴の日!というのも日曜日は身ぎれいにして晴れ着を着て、家族揃って教会に出掛けるからです。
予想していましたが、肉体労働まみれの毎日で、入浴は週一回だけ!
は~~。。。百年もたたないうちに、世の中はなんてこざっぱりと、身ぎれいになったんざましょう。('ω')
(^^;) 実はわたくし、正直言って、あまり入浴とか好きじゃありません。
いや、普通にシャワー浴びたりして、からだは洗いますけど、実はそのからだ洗ったりシャンプーするのが、面倒で。おまけに冬は浴室に入るまでが、寒いし。。。(-ω-)
なので、なるべく必要な時しか浴室には脚を運びませんね。
あ、でも温泉は別です。温泉はからだ洗う場所じゃないしっ!
温泉大好きです。
これに関しては日本人で良かったって、つくづく思いますもの (^^;)
でもローズたち、
毎日肉体労働がデフォなこの百年前、やはり普通に、温かいお湯に浸かりからだ洗って、こざっぱりしたかったのでは!?なんて思うんですけど。。。(-"-)
あっ、まだまだ色々面白いことがたくさん書いてあったのですが、何故、ローズが貴婦人付きのメイドになったか、またはなれたか、なのですが、当時、ローズのような階級の娘は奉公にあがるのが、当然の時代でした。
そして、ローズの叶えたい望み、それは旅行をすること!
どうです?なんだかここもわたし、大いに共感しちゃいました。(^^)
それを知ったローズの母は、(貴婦人等の)お付きのメイドが一番適しているのではないかと考え、ローズに先ず、フランス語と婦人服の仕立てを身に付けさせることを考えたのです。
どうです、これ!?
なんという先見の明!
そうしてローズは週一回のフランス語の個人授業と大きな洋装店へ2年間の見習いをしにいったのです。
もちろんその期間は、決して生活が楽ではないローズの家に、ローズは1円もお金を入れることが出来ないばかりか、むしろ費用が嵩んだのです。
しかしですよ、やはり良い職業に就くためには、やはり今も昔も教育が大事なのですね。
教育への投資なのです。
(>_<) ちょっとここでわたくしが憂慮している問題 ☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁
子供の進学に関しては全て個人負担の我が国では、昨今、子供を進学させる授業料を払えない困窮家庭が増えている、との記事をネット内でよく散見されます。
ローズの生きた100年前でさへ、子供の教育を受けさせるため、仕事と家計のやりくりを苦労してなんとかした労働階級の家庭があるのに対して、この科学や文明の発達したといわれ、先進国の仲間入りを果たしたと云われる現代の日本人が、困窮故に子供を学校にやれないとは。
それが本当であれば、なんとも嘆かわしく残念な事ですね。(-"-) 以上 ☁☁☁
あ、もう (^^;) こんなに長くなってしまいました。
肝心のローズがめでたくレディ・アスターお付きのメイドになってからが、たくさんの感銘受ける事柄が記されているのですが、なんだかだらだらとローズの故郷での生活とか書いてしまったので、あ、そうだ、これを書こう。
レディ・アスターが現エリザベス女王2世の戴冠式にご出席した時の事。
お付きメイドローズに依ると、正装された奥様の姿はそれはそれは文句なしに絵になっていたけれど、
正装が似合う貴族がほとんどいない とのこと。(^^;)
え¨!?そんなこと云う??(^^;)
ゲインズバラ 1750頃 ナショナル・ギャラリー蔵
抜粋します。
特に男性は、正装すると滑稽に見えると思い込んでいるのか、立ち居振る舞いがぎこちなくなり、その結果、実際に間が抜けて見えてしまうのです。
お仕着せ姿の下男があんなふるまいをしたら、二分とせずにリー氏(アスター家のカリスマ執事)に馘を言い渡されていたでしょう。
つまりですよ!
ローズはアスター家でなくても、貴族に仕える下男の方が、はるかに正装姿の立ち居振る舞いが本物の貴族よりも上だと、様になっていると言っているのです!!(^^)! ww
wwww (*^▽^*) (^^)v www
う~~ん、現場でず~~っと貴族はおろか王族など身分の高い人たちをそばで見続けていたローズの言う事ですからね。
あながち出鱈目とも思えませんね。 ( *´艸`)
ローズの労働者階級魂に乾杯🍻 (*^-^*)
色々なエピソードがあるのですよ。
☁イートン校でボート部の主将を務め、オックスフォード大学ニューカレッジではポロの代表チームに所属した絵に描いたような、英国紳士より英国紳士らしい、実はアメリカ先祖の旦那様アスター子爵。
☁議員党員時は黒のパンプスと黒の床まで届くマントと決まっていたのに、一度だけ赤いワンピースを着ていき下院の物笑いになり、おまけに旦那様まで怒らせてしまったレディ・アスター
☁当時3ポンド19シリング6ペンスのマークス・アンド・スペンサーのワンピースが気に入り、ぼろ同然になるまで愛用した事。
面白いエピソードは山とあります!
☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁☁
ざっとエピソードを書いただけで、ローズとレディ・アスターの信頼関係の成り立ちなどは触れませんでしたが、ローズが奥様との関係を築くまでは、それはそれは一筋縄ではいかない様々な苦労が、ローズにはあったのです。
奥様は、かなり気まぐれで、自分をねぎらう気持ちがなく、サディスティックで辛辣。反論すると嘘つき呼ばわり。
以下抜き書き
下品な言葉こそ使いませんでしたが、大声で怒鳴ったり荒れ狂ったりするご様子は、まるで市場の魚売り女でした。
魚売り女!!
魚売り女ですってよっ wwww ( ;∀;) ( *´艸`)
何これ ww
奥様のローズへの態度が徐々に和らいでいったわけではありません。
ローズはですね、今でいう、鬱状態に陥ってしまったようですね。まあ、現代人にはお馴染みな抑うつ状態とでもいうのでしょうか!?
以下抜粋
わたしは自分の仕事といまの生活について考えはじめました。
思いはやがて自分の子供時代や幼いころの夢、両親がわたしのために払ってくれた努力へと移っていきました。わたしはふたたび故郷の村に、学校に、実家のコテージに、教会に戻り、聖歌隊で歌い、あのころの生活のすばらしさを思っていました。意識的に祈ってはいなかったと思うのですが、ふいに何かが心に触れてきたように感じました。
胸のなかに幸福感と解放感が広がったのです。まるでトランス状態に陥ったかのようでした。わたしは漂うような感覚に身をゆだねました。
それからどれくらいの時間が経ったのか、夢見心地が少しずつ薄れ、体の感覚が戻ってきました。わたしは覚醒を早めようとはしませんでした。その感覚はとてもゆったりとした、心地よいものだったからです。やがてわれに返ったとき、わたしは新たな力に満たされているのを感じました。疲労感は消え、ついさっきまで死ぬほどわたしを悩ませていた問題も、いまではささいなことに思えます。ことを悪化させていたのはわたしのほうでした。奥様に踏みつけにされ、打ちのめされるままになっていたのですから。目が覚めてみれば、わたしの仕事ぶりにはなんの問題もありませんでした。間違っていたのは、自分の仕事ぶりと自分自身をけなされたときに、反論せずにいたことだったのです。奥様を見る目も変わっていました。わたしの目に映る奥様は、もはや気難しく意地の悪い人物ではなく、自分なりの方法でわたしを試そうとしている人物でした。
奥様はご自分の理想どおりのお付きメイドを求めていて、そのためにはまずわたしをたたきつぶし、それからご自分の好みに合わせて作り直せばいいと思っていたのです。
・・・・・・・・・・略 奥様がその気なら、こちらにも考えがあります。そしてそれ以降、わたしはやられたらやり返すようになったのです。
ちょっとしたスピリチャル体験ですね。ローズは人生で危機に陥った時に度々こういう体験をする人なのかな、と思いました。他にもこういう、スピリチャルな描写があったからです。
なんていうか。。。。貴重な体験ですね。(''ω'')
こんなわたしにも参考になる部分ですよ。
ありがとうローズ。
とても面白かったです。
むかしの人の生活にもし興味あるならば、一読に値しますです (^0_0^)
ここで取り敢えず終わらせます。
ご一読ありがとうございました。<(_ _)>