アンの日記 IKIGAI la raison d’etre 生き甲斐 たまたまフランスで見た絵の中にこのワードがあって、なんか哲学的!とか思っちゃっただけです。

生きることはlost&foundの連続!? やった、人生折り返し点過ぎたし!今話題のアラ50クライシス!?なんてなんのその、のんびり生きてるシングル・時々リモート介護のわたくしの私的ダイアリー&奮闘記です。やっほ~~(^^)/

ぴっかぴかサンフラワー号に乗って北海道まで!

みなさま、こんにちは! お元気ですか!?

 

フェリーに乗るのは人生初でもなんでもありませんが、しばらくぶりです。

 

今回はそのフェリーである、商船三井が運営するサンフラワー号(メイフラワー号ではありません)に初めて乗った感想を書きたいと思います。

わたしが乗り込んだのはまだお盆も明けきらない8月16日。

 

夏休みやお盆シーズンというものは、交通機関の料金が高いですよね。

 

安く済ませたい、というのがまず先にたつのですが、結局、あれやこれやで、普通に高い繁忙期の飛行機チケットを買った方が安く済んだ、という結果でしたが、ま、とにかくサンフラワー号に乗って太平洋を横断したかったのです!(=゚ω゚)ノ

www.sunflower.co.jp

 

北海道までの船って、横浜から出るのかな?なんて軽く考えていたのでしたが、なんと、自分の最も近い港は、茨城県大洗港からの出発一択でした。

 

茨城県なんて行ったこともないけどな~~と思ったのですが、心配はありません!

東京駅八重洲南口から大洗港まで直通のバスが一日一本出ているのです。

港直通でなく水戸駅乗り換えであれば、一日に何本も出ているのですけどね。

 

これらはHPより抜粋しました。↓

連絡きっぷ
パシフィック・ストーリー(東京・札幌連絡きっぷ)
おたる・ストーリー(東京・小樽連絡きっぷ)
あさひかわ・ストーリー(東京・旭川連絡きっぷ)
ふらの・ストーリー(東京・富良野連絡きっぷ)

おたる・ストーリー、あさひかわ・ストーリー、ふらの・ストーリーは、2019年9月30日をもって取扱終了とさせていただきます。
利用期間【2019年4月1日~2019年9月30日】

 

上記のように北海道内での連絡バスチケット代込みセット料金が設定されていたので、そちらを使用させてもらいました。

 

。。。しかし、それもあまりうまみ、儲けが少ないのか、そのセット売りの切符も今年9月で終わってしまうようです(札幌までのセット料金は残るようです)。。。。(;_:) 残念。。。

 

それとですね、このサンフラワー号の主な収入源はトラック輸送、もしくは自動車使用の家族連れ、かと思います。一般の車無しの旅人である人間を乗せるのはほとんどついでかと思われました。

何故かと言うと、料金の支払いは、予約は出来るのにも拘わらず、バス乗車の際の東京駅のJR窓口で良い、とのことでしたから。

いまどきね、直前支払いでOKだなんて、なんて優雅な! (;_:)

さすが巨大企業、商船三井

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東京駅八重洲南口のバス乗り場

 

東京から茨城県までのバスも墨田川の景色など眺めながら、車窓好きなわたしは大いに楽しめました。

 

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通過道は墨田川リバーサイド!

 

水戸駅に到着したのは、だいたいですけど、確か15時前くらいかな。

すぐに大洗港までのバス時間をチェックして、お土産など買ったり、遠くまでは行けないので時間つぶし的な事をしてバスが来るまで過ごす。

 

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ご存知の水戸黄門御一行様

 

これもはっきりしないけど(^^; 港行きのバスに乗ったのは17時過ぎのもの。

港行といってもこのバスは港の1つ前の停留所まで行きます。

行き方は簡単でバスを降りたら、数メートル前進して右へ渡る横断歩道を行くと、もう港に停泊する巨大なフェリーサンフラワー号が遠くに観ることができます。

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これはかなり近づいて撮ったサンフラワー号です。因みにこの船、新しくて、とてもきれい、快適でございました。

 

港までは、のんびり感覚で15分くらい歩きました。

目の前に見えているので、何も迷う事はありません。

お盆のすぐ後で混んでいるようでしたが、チェックインはもっと早めに来ている人が多いのか、並んでいる人はあまり見当たらず。

 

18時前には無事、チェックインできましたっ!

あとはゆっくりと乗船を待つばかり。

 

18時30分乗船開始です。

まわりはたくさんの家族連れや、旅行者がいて、賑わった雰囲気。

乗船すると案内のクルーが出迎えてくれるので、わたしは聞かれるままお部屋を教えてもらいました。

 

なんと新しくてきれいな船内なのでしょう!

 

そして、目の前がお部屋。

今回は、というか今回も、お部屋は最安値のエコノミー!雑魚寝部屋です。(^-^;

一応1人毎、カーテンで仕切ってはあります。微妙な長さのカーテンで。

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カーテンもビミョウな長さで、全身分はなく、身長の途中で終わってました。

 

相部屋は私以外はみな、小学生とか幼い子連れのファミリー。

でも親はお母さんのみ。

シングルマザー?何故か子供引き連れているのって女親が目立ちます。

父親は一体何やってんの???仕事とか?

子供をまとめるお母さんたち、大変そうでした。(>_<)

 

わたしは乗船してすぐ、節約のカップラーメンとじゃが芋おにぎりとお煎餅でお食事を済ませてしまい、(なんか貧しい。。。? (''◇''))そしてそしてとっても楽しみにしていた展望浴場に浸かったあと、すぐカーテン閉めて寝に入ったのですが、それも20時半ころにはね。

給湯室でお水、お湯も補給できます。

だからカップラーメン持ってきても大丈夫!

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お水も買わなくても補給できますよ!(^^)/

 

長距離飛行機なんかと比べるとかなり楽な国内バス移動だけれど、めちゃ疲れました。

 

子連れファミリーが賑やかにひしめき合う中、ひとり眠りの世界に入り、目覚めたのは朝5時半くらい。快眠、快眠!

 

あわてて甲板に出てみましたが、朝日はとっくに登り切った後で、いやおうなく洋上を太陽の光が照り付けており、付近を通過していった台風の余波の強い風も思い切り、わたしたちを打ち付けておりました。

あ~~。。。海の上だ。 (*‘∀‘)

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風が強いのなんのって。。。。(*_*)

 

昨夜の節約を解除して1080円のモーニングバフェをいただく為に7時過ぎには食堂の前に並びました。

 

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昨晩の夕飯、貧しかった分、たんといただきました。

 

お腹がいっぱいになったら、また休みたくなったので、エコノミー部屋に戻り横になっていると、ゲームなどして楽しんでいる子供たちのファミリーのお母さんが、”うるさいよ、静かにしなさい。まだ寝ている人がいるよ。”と、なにやら、ひとりだけ横になってごろ寝しているわたしに気を遣うような声が部屋の端から聞こえてくる。

 

わたしは思わず、”もう昼間ですから、お気を遣わないでください。いつも通りしていてくださいね。”と、ファミリーに向かって一言。

その一言で、甲板にもでずにゲームに心を奪われている子供たちは、やはりゲームを続ける。

その後こどもたちは、布団にくるまって横になって眠っていた。

聞いていると、どうやら船酔いしていたらしい。

 

わたしはいつもと違い、かえって船の揺れ加減が気持ち良いらしく、いつもよりも、よ~~く眠れました。スッキリ!(^^)/

 

船酔いする人たちは、これまた大変だなあ。。。

 

食後はロビーでアトラクションがありました。

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子供たちに一生懸命風船で何かを作ってあげていたおにいさん。

 

長かったような、あっという間だったような、13時30分到着予定が13時には、苫小牧港に到着。

 

さよなら、サンフラワー号!

けっこう眠ってた時間が多かったから、なんだか物足りなかったような。

船の旅をエンジョイする、という感じじゃなかったかも。

あっという間の16時間強の船旅は終わってしまいました。

今度は真冬とかに乗ってみたいな。

厳しい真冬の太平洋を1人静かに行くサンフラワー号に、また会いたいよ。

 

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台風が近づいていたせいか、海は大きく風に揺られ白く波立ってました。

 

 

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到着した苫小牧港から出港する別な大型フェリー!?

 

たまには浮世のわずらわしさから離れて、巨大フェリーに乗ってみるってのも、良いんじゃない!?  (=゚ω゚)ノ

 

結局、色々ひっくるめて、飛行機よりも高くついたけど、でも、良かった、良かった。

船旅、最高!

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