アンの日記 IKIGAI la raison d’etre 生き甲斐 たまたまフランスで見た絵の中にこのワードがあって、なんか哲学的!とか思っちゃっただけです。

生きることはlost&foundの連続!? やった、人生折り返し点過ぎたし!今話題のアラ50クライシス!?なんてなんのその、のんびり生きてるシングル・時々リモート介護のわたくしの私的ダイアリー&奮闘記です。やっほ~~(^^)/

お盆には亡くなった人の魂が帰ってくるって本当?亡くなった人の事を想ふ

まだまだ暑いですね~~ (*_*)

 

お盆です。

 

通勤電車では新幹線の駅を経由するので、スーツケースを持った人たちを、いつもより目立って見かけるこの2、3日です。

 

皆さまもお盆休みを過ごしているのでしょうか。

 

わたしは今は公的なアルバイトでしているので、お盆とか関係ありません。カレンダー通りの営業です。

 

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職場の方のお土産。(*^-^*)

遊び感があって、楽しい旅の様子が伝わってきます。

 

 

ところで、お盆では、遠く離れて暮らしている子供が、家族を連れて実家を訪れたりする家族の集いをニュース等では頻繁に見かけますが、実際に皆さまは、お盆はどう過ごすのでしょうか。

 

自分の場合ですが、もう10代のうちに家族の元を離れ、大都会に出て来てしまったのですが、”お盆に帰省”、は基本ありません。(^-^;

 

何故かと言うと、それは交通費がめちゃめちゃ高額!!!!だからです。(^-^;

 

そして、それはお正月に関しても同じです。

帰った事が殆んどありません。でもたまに帰ったことは、あります。

ごく稀に、くらい、ほとんどありません、でした。

 

末っ子のわたしには、さしてその家族にとって重要と言われるシーズンに帰るように言われた事もありませんの。 (^-^;

 

まあ、家族の絆が薄かった、というのが大きいのかもしれないのですけど、わたしの両親も高額の交通費払ってわたしに帰って来い!とは露ほども思っていなかったと思います。

 

そういうカルチャーの元でずっと生きてきたので、

 

”わたしは高額の交通費払って、ヒトゴミで混む中、狭い日本の国土を移動する感覚がわたしには、正直、全く理解できない”のです。

 

しかも限らられた短い貴重な休暇を利用してです! ('Д')

 

まあ、多くの日本人の方々はブルジョワジーだから、高額な交通費なんて、気にならないのでしょうね、きっと。

 

あっ!!タイトルと全然関係無い事、このまま書き続けてしまいそう!大きく脱線している、と今気づきました。

 

脱線、よくあることです。

 

そうそう、亡くなった人の魂なのですが、これってどうなのでしょうね。

お盆に仏壇やお墓のある所へ帰らないわたしが言うのも何なのですが。。。

 

亡くなった人、と云へばわたしにとっては母なのですが、母が亡くなりもうだいたい3年が経とうとしております。

 

未だに信じられないというか、何事もなく自然に受け容れられた、というか。

相反した2つの気持ちが存在しております。

 

母が亡くなった時、わたしはやはり公的な業務に短期派遣で通っておりました。

 

昼休みにスマホを見ると、いつもは電話が架かって来なさそうな所からの着信履歴。

 

訝りながら折り返してみると、案の定、”母倒れる”の知らせでした。

電話を受けた姉の娘、姪っ子が知らせてくれたのです。

 

職場の人に即座に話し、さっさと出て、姉の家に行き、一緒に飛行機で母の元へ駆け付けました。

 

母は普通に、畑仕事したりご飯作ったりして暮らしていましたが、突然、頭の血管が切れること、なんていうのでしょうか、それになり、意識不明で倒れ、たまたま家を訪れた人が発見して、救急車が呼ばれ入院となりました。

 

立派な設備の出来たばかりのホテルみたいな、地域一番の病院です。

 

結局母は目が覚めることなく、意識も戻ることなく、二週間後に息を引き取りました。

 

でも、わたしには分かっていました。

 

遠からずこういう日が来ることが。

それが1年後なのか明日なのか、わからぬまま過ごしていた、というだけです。

 

でも、実際、わたしはよく母に言ったものです。

 

”お母さん、こんな人里離れた不便な所であんなお父さんと暮らして大変だよね。こんな生活するなら、早く死んだ方が、どれだけお母さんにとって、楽かって、思うよ”と。 

 

”お母さんの為に、お母さんを思うが故に、お母さんが早く死んだ方が良いって思うんだ。お母さんが死んだらわたし、巡礼の旅に出かけるね。”とも言いました。

 

自分としは、本当にお母さんの苦労続きの人生を思うが故に、大切な大好きなお母さんに1日でも早く楽になって欲しい、という気持ちから出た本心、いや、まごころといってもいい言葉だったのですが、さすがに当の大好きなお母さんからは、イヤがられました。(;´∀`)

 

死んだ方が幸せなんじゃん!?ていうわたしのまごころは、お母さんには通じませんでした。。。(^-^;

 

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地域のおばあさん猫、たまちゃん。

すごい年寄り。。。だと思う。

よくよく考えたら、お母さんくらい年寄りなのかもしれない。 

いつもわたしを見ると駆けよって来ます。食べ物くれる人と思っている、きっと。

 

 

わたしは、”命は短く終わらせよう!”派で、長寿大反対派です。

 

しかし母も老人にありがちな、”少しでも長く生きたい派”でした。

 

わたしも自分のお母さんには、長く生きて欲しかった。。。けど、それは、お母さんが幸せな場合に限ります。

 

ま、幸か不幸かなんて、他人が決められる事ではありませんけどね。(''_'')

 

あれほど大好きなお母さんでしたが、お母さんが亡くなる時も亡くなった後にも、お母さんの気配などを感じたことは一度もありません。

 

まあ、亡くなっていつまでも下界をうろうろするなんて、ろくなことじゃないでしょうから、良い事、なのでしょうけど、少しくらいは取り残された若くない娘のこと、心配してくれても~~(;_:) と、思うのですが、意外にあっさりとした、ドライな母なのです。

 

 魂の存在すら本当にあるものなのか、どうなのか。。。

でも、存在すると、信じたいな。

 

ま、そのくらいあっさりしている母の方が、良いと思ってます。(^-^;

 

そう、そんなドライな母は、お盆にはこの下界に帰って来たりするのでしょうか!?

 

一度くらいそんな事があってくれても、良いのにな、なんて思ったりしました。

 

”お母さんが死んだら巡礼に出掛けるよ。”と、言った言葉をまだ果たせていないわたくし。

 

早くしなくちゃ、体力だって、だんだん落ちてくるだろうから、などと、未だに出発出来ていないわたくし、なのです。

 

旅立つ為に、心身ともに、健康・体力を保とうと思っております。

 

ご先祖の御霊の平安を祈り、心もからだもゆっくりお休めくださいませ。